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ホームホーム 歯の回覧板TOP 迷っている方必見!インプラントと天然歯の違い

インプラントと天然歯って何が違う?

インプラントの治療を検討している方の中には、「インプラントを入れたら、天然歯と同じように使えるの?」「本当にインプラントは見た目が天然歯と同じなの?」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
治療を迷っている方には、インプラントと天然歯の違いを理解することが大切です。インプラントは確かに天然歯に近い役割を果たしますが、構造や機能には違いがあります。それを踏まえて治療に臨むことで、治療後も安心して生活を送れます。

インプラントと天然歯の構造の違い

インプラントと天然歯の最大の違いは、構造です。以下で比較し解説しますのでぜひ参考にしてください。

天然歯の構造

天然歯には「歯根膜」と呼ばれる膜があります。歯根は顎の骨に埋まり、その周囲を歯根膜が包んでいます。歯根膜は天然歯に特有の組織で、噛んだときの衝撃を吸収し、歯茎の血流を促して栄養を届けるほか、細菌の侵入を防ぐ役割も担っています。

インプラントの構造

インプラントは、人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯冠を装着する構造です。歯根膜がないため、インプラント体は顎の骨と直接結合した状態で機能します。そのため、天然歯以上に丁寧なケアが求められます。

インプラントと天然歯の違い

虫歯のリスク

天然歯には虫歯のリスクがありますが、インプラントは人工物のため、虫歯のリスクはありません。また、インプラントはブリッジのように隣の歯を削ることがなく、隣の歯への負担や二次カリエスのリスクも少ないのが特徴です。そのため、インプラントは長期的に安定した状態を保ちやすく、他の歯に対する負担を軽減します。

歯周病のリスク

歯周病は、歯周病菌の感染によって歯を支える骨が溶ける病気です。天然歯には歯根膜があり、細菌の侵入を防ぎ、免疫機能によって進行を抑える働きがあります。一方、インプラントには歯根膜がないため、インプラント周囲炎が発症すると炎症や骨の吸収が進行しやすく、注意が必要です。毎日のセルフケアで口腔内を清潔に保つことが、予防の鍵となります。

噛み合わせ

食事など日常生活において、インプラントは天然歯とほぼ同じように使用できます。しかし、噛み合わせが強い方は注意が必要です。インプラントには歯根膜がなく、クッションの役割を果たす組織がないため、噛む力が直接インプラント本体や噛み合う歯に伝わり、欠けてしまうリスクがあります。そのため、ナイトガードなどを使用し、適切な対策を行うことをおすすめします。

見た目

インプラントの上部構造にはさまざまな種類があり、選ぶ素材でインプラントも天然歯と変わらない見た目を得ることができます。ジルコニア、セラミック、メタルボンドなど素材により機能性や審美性が異なります。前歯のインプラントなど審美性を重視する箇所、奥歯などの機能性を重視する箇所などがあるので、担当医と相談をして決めましょう。

インプラントは治療後のケアが重要
セルフケア
定期検診

インプラントは天然歯と異なり、歯根膜がないため、自己管理が特に重要です。治療後は、毎日の歯磨きやフロスの使用に加え、専門的なクリーニングが必要です。これにより、インプラントの寿命を延ばし、快適な生活を送ることができます。

当院では専門的な知識で長持ちを
サポートします

インプラントは天然歯とは異なる構造を持ち、ケアやメンテナンスが重要です。アップル歯科医院では、インプラントに合わせた専門的なメンテナンスを行い、長期間にわたって健康な状態を維持できるようサポートしています。
国家資格を持った歯科医師や歯科衛生士のもと、定期的な検診や適切なケアでインプラントを長く使用できるようお手伝いします。インプラント治療をお考えの方は、ぜひ一度アップル歯科医院へお気軽にご相談ください。