インプラントで生活の質を向上・維持
できる?
インプラント治療後の生活で得られることは?
失った歯を補うだけであれば、インプラント治療だけでなく「入れ歯」「ブリッジ」といった選択肢もあります。ではインプラント治療を行うと、具体的にどのように生活が変わるのでしょうか?
コミュニケーションや笑顔
に自信が持てる
インプラントは、本来の歯と変わらない使い心地・見た目を持ちます。滑舌などの心配もなく、コミュニケーションをとることに不安を感じなくなり、積極的に話せます。自分の歯と変わらない見た目なので、気兼ねなく笑うことができ、口元が気になりません。
食事が充実する
自分の歯と同じように食事を楽しめ、栄養バランスの良い食生活を送れます。入れ歯のようにズレる心配がないので、硬いものでも隙に食べることができ、食事の幅も広がります。なんでも安心して噛むことができるため、結果的に内臓への負担も減り、健康の維持に繋がります。
虫歯にならない
インプラント自体は人工物でできているので、虫歯になる心配はありません。また、歯磨きもしやすいので、通常の歯と同じセルフケアを行えばよいです。しかし、インプラントは歯周病にはかかる可能性がありますので、定期メインテナンスは怠らないようにしましょう。
予防としてのインプラント治療
実際に治療期間の長さや費用の面で負担を感じ、治療に踏み切れない場合もあると思います。しかし、インプラント治療を行う、口腔内の環境が整備され、長い目でみたときに、歯の治療費の節約になります。生活の質や健康への予防投資として考えることができます。
長期的な歯の健康が手に入る
インプラントは適切なケアを行うことで、10年以上も天然歯のような使い心地を維持できます。人工歯を支えるインプラントを顎骨に直接埋入しているため、他の歯への負担がなく、残っている天然歯を守ることにもつながります。
対して入れ歯やブリッジは他の歯で義歯を支える必要があり、支えの歯に負担がかかって歯の割れ欠けや、歯周病の発症・悪化を招く恐れがあります。
オーラルフレイルの予防
フレイルとは、加齢によって機能が低下して虚弱になった状態のことで、オーラルフレイルは特に口腔機能の低下を指します。オーラルフレイルになると、食べこぼしやむせを起こしやすくなったり、ろれつが回らなくなったりといった症状が表れます。放置すると、寝たきりや認知症の発症リスクを高めます。 インプラントを入れることで噛む力の低下を防げるため、オーラルフレイルを予防できます。また、物を噛む刺激は歯根を通じて脳にまで届き、認知症を防ぐことにもつながります。
顎の骨量の維持が可能になる
骨は常に破壊と創造を繰り返しています。骨を作る骨芽細胞は物理的な刺激を受けることで、活発に働きます。インプラントは直接骨に埋入されているため、噛んだ刺激が骨に伝わりやすく、入れ歯よりも、顎の骨がやせたり変形したりするリスクがありません。
骨量の維持ができるので、骨がやせて噛み合わせが悪くなる、隣り合う歯が抜けやすくなるといった可能性が減ります。